尊敬する料理。
先日、新橋駅近くで、友人おすすめの焼き鳥屋さんにいってきました。
タバコをくわえながら、タンクトップ&はちまき姿で、黙々と串を焼いているむっしゅー。
そんな彼が出してくれる焼き鳥は、どれもジューシーで美味っ。
焼き鳥は、私が尊敬する料理の一つ。
[塩 & 肉]で勝負の焼き鳥(私は塩派)。
1本1本、ジューシーに仕上げる焼き鳥。いくら素材がよくても、塩加減、火加減、肉の大きさ…微妙な重なりによって味が異なっていく焼き鳥。
自宅のBBQで焼き鳥をやってみると、その難しさがよくわかります。
まず、鶏肉を串に刺していく作業からして、実は難しい。上手に串打ちをしていかないと、炭の上に置いて焼き上げる際、串がクルクルまわっちゃうのです。
そして、手羽先は骨がついているから、焼き方が難しい。
骨がある分、きちんと焼ける部分と焼けない部分が出てきちゃう。表面の皮だけでなく、骨に近い肉の部分をしっかり火入れしたいから、と放置しておくと、皮が焼き過ぎて真っ黒に焦げちゃったり…。
あ。お母さんのおにぎりも尊敬だなー。私が握ると、あのフワフワ感が未だに出せない。
お寿司も尊敬しています & 大大大好き。
金沢のお寿司屋さんに行った時のこと。お寿司にのっているお刺身が分厚いのです。大サービス!なのはとっても有難いのですが、お寿司として食べると、ボリューミーすぎるお刺身とシャリとが、口の中でうまくとろけなかったのです。
素材が良いだけじゃなく、包丁の入れ方や大きさ、シャリの握り方など、私なんかがわらない、繊細で小さな作業が重なって完成されていく、とろけるお寿司。
シンプルだからこそ、本当のセンスや技が試される、ごまかせない料理を尊敬しています。
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